突然電話があり、呉共済病院に勤務されていた時期を皮切りに、ここ10数年来私の仕事をバックアップしてくださっている、帝塚山大学 現代生活学部教授の河合洋見先生が当社を訪れられた。

 先生とはお目にかかる度毎に、お互いの近況や仕事上からプライベートまでの悩み事、さらには病院食事サービスのあり方など、時間を忘れて語り合わせていただいてきたが、今回も気がついたら6時間が経過していた。
 マーケティング屋が本業の私と病院栄養士のプロフェッショナルである河合先生とでは、病院の食事に関する専門知識の量や深さが較べものにならないのは勿論のこと、立場や利害関係も異なることから、意見が噛み合わないこともしばしば生ずるが、今回は下記の点については見解が一致し、握手をして別れた。
 それは、病院の食事サービスが本来の役割を十分に果たすためには、栄養計算にもとづく食事提供を進めるだけではなく、脳や酵素、腸内細菌などの働きを含めた総合的な消化吸収力の向上を目指す研究が必要であるという認識である。
 例えば、以前福山大学の鈴木先生から伺った「見た目が良く栄養成分にも気を配られた市販の食品よりも、お母さんの手づくりの料理の方が、子どもは充実した栄養分を吸収する」という意味の話に通ずる視点である。
 すなわち、人間がもつ精神面やさまざまな器官が果たす奥深い機能をふまえた取り組みが行われてこそ、真にポジティブな効果を引き出せるのではないかと考えるのである。

 まさに、言うは易く、道は遠いテーマではあるが、河合先生をはじめとする各分野の専門家の方々の協力を得ることで、一歩でも進めることができれば本望である。

[2011/08/01 22:46] | 活動日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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