遅まきながら、仙台市内の被災地を訪問した。
 今回訪れた2つの地域では、自衛隊などの手で既に瓦礫の撤去が行われた後だったため、被災直後の壊滅的な情景を伺い知ることはできなかったが、それでも、損壊した住宅や特別養護老人ホーム、うず高く積まれた車の山、枯れ木と化した防風林などの姿は、津波の凄まじい破壊力を実感させられるに十分だった。
(写真参照)

20110823-1

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[2011/08/23 16:43] | 活動日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
 今日は「給食問題」とは関係のないテーマをレポートさせていただくが、被爆2世である私に免じてお許しいただきたい。

 66年目にあたる今年の「原爆の日」は、人類の歴史におけるヒロシマの意味を、世界中の人々に改めて認識させたという点で、ここ数年にない画期的な意義をもつものとなった。
 言うまでもなく、その背景にあるのは3月11日に発生した東日本大震災による東京電力福島第1原子力発電所の事故であるが、松井広島市長の平和宣言や菅首相の挨拶を聴きながら、私の脳裏をある考えが駆け巡った。
 それは、ここ数年来堂々巡りの議論が繰り拡げられてきた広島市民球場の跡地利用策についてのものだった。

 単刀直入に言うと、私の跡地利用策の核は「被爆直前の爆心地周辺の市街地の再現」である。
それも単なる再現展示ではなく、広島ならではの再開発商業集積とし、新たな観光資源として機能するものに仕上げるのである。(爆心地周辺の情緒溢れる街並は、広島市民の有志の手で調査され、CG化されている。)

 すなわち、現代社会に生きる私たちが失いつつある、人間の5感がもつテンポやスピードの範囲内で、心と心を通わせ合いながら日々の営みが積み重ねられていく人間サイズの生活空間。エネルギーを始めとする資源を極力使い捨てにせず、再生・再利用する循環型の社会システム。
 見た目はレトロだが、バックヤードには情報通信や再生可能エネルギーなどに関する最先端技術がふんだんに導入され、国際社会をリードする新ノウハウを開発整備するための実験装置の役割が埋め込まれている。

 まだ、思いつきの域を出ないが、さまざまな側面で国家的な使命をもつプロジェクトとして、産・官・学の英知を結集して検討するに値するテーマだと思うのだが、如何だろうか。

 お気軽に、ご感想やご意見、アドバイスをいただけると幸いである。

[2011/08/08 17:56] | 活動日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
 本日、昨年まで「神奈川セントラルキッチン」の運営母体である神奈川県医療事業協同組合の事業部長を務められ、現在はヒューマンフード・マネジメントの代表としてセントラルキッチンの立ち上げ等のコンサルサポートに携わっておられる川口靖夫氏から連絡があり、8月13日(土)・14日(日)の両日、東日本大震災で大きな被害を受けられた仙台市を訪問することになった。

 出来ればもっと早い機会にと思っていたのだが、自分自身の会社の経営が今回の震災の影響で苦境に立たされることになったため、そちらの対応に追われて今日迄実現できなかった。

 今回は、みやぎ保健企画セントラルキッチンの事業統括責任者である吉田雄次氏が案内役を務めてくださる予定なので、このブログの1回目のレポートで紹介した、私たちが机上のプランとしてまとめた「災害時を想定した食事提供システムのあり方」とのギャップを含めて、被災地の実態をしっかりと目と心に焼き付けてきたいと考えている。

 いずれにしても、今回の訪問で感じたこと、気づいたことなどを、このブログで報告するつもりなので、お目通しいただけると幸いである。
[2011/08/04 16:54] | 活動日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
突然電話があり、呉共済病院に勤務されていた時期を皮切りに、ここ10数年来私の仕事をバックアップしてくださっている、帝塚山大学 現代生活学部教授の河合洋見先生が当社を訪れられた。

 先生とはお目にかかる度毎に、お互いの近況や仕事上からプライベートまでの悩み事、さらには病院食事サービスのあり方など、時間を忘れて語り合わせていただいてきたが、今回も気がついたら6時間が経過していた。
 マーケティング屋が本業の私と病院栄養士のプロフェッショナルである河合先生とでは、病院の食事に関する専門知識の量や深さが較べものにならないのは勿論のこと、立場や利害関係も異なることから、意見が噛み合わないこともしばしば生ずるが、今回は下記の点については見解が一致し、握手をして別れた。
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[2011/08/01 22:46] | 活動日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
名古屋文理大学短期大学部の三浦英雄先生からメールが届き、お願いしていた「キザミ食の衛生問題」に関する実験を引き受けていただけることになった。

 キザミ食については、これ迄食味や物性、見た目の形状をはじめ、さまざまな問題点が指摘されてきたが、私が知る限り、それらの問題に対する科学的検証にもとづく知見は、必ずしも十分とはいえないように思われる。
 特に、調理済の食材をまな板の上に置き、包丁でたたいて細かく刻む作業を、常温下で行うことの危険性と対策の根拠となる実験データや知見が、関係者の間で十分に共有されていない現状は、放置できない問題と言わざるを得ない。そこで、三浦先生に無理をお願いして、過密な研究スケジュールの中に組み込んでいただいた次第である。

 11月までには、何とか実験結果をまとめていただき、先生の了解がいただけ次第、公開予定なので、興味がおありの方は楽しみにしていただきたい。
[2011/07/30 16:10] | 活動日記 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
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